| サプリメント検証サイトのコンシューマーラボが
アンチドーピング対策用(競技者用使用禁止物質)品質テストを実施
過去2年のテスト結果を基にドーピング対策の秘訣を発表!
☆ アスリート、サプリメント製造元は要注目☆
【ニューヨーク、ホワイトプレーンズ発】2004年4月22日付
サプリメント検証サイトの米国コンシューマーラボはアンチドーピング対策用(競技者用使用禁止物質)品質テストを開始して約2年を経過した本日、これまでのテスト結果などを交えた概要を発表した。同内容によってアスリート(運動選手)やサプリメント製造/販売者への参考情報にしてもらいたいとしている。
もともと米国オリンピック協会からの依頼によって開始された競技者用使用禁止物質品質テストは2001年初頭から、企業、各種スポーツ協会、競技者協会などが自主的に参加できるものとして開始された。同プログラムはWADA (世界アンチドーピング協会)規程に記載のある約170種類に及ぶ使用禁止物質すべて、あるいはこの中から各スポーツによって限定された種類の物質の検出テストを実施する。これらの物質には興奮剤、麻薬、同化剤、利尿剤、マスキング剤、ベータ・ブロッカーなどを含む。コンシューマーラボが指摘する問題点とは…
- 商品ラベルに表示のない使用禁止物質が入った製品のほとんどは何らかの方法でこうした物質が「混入」したものであった。
- 表示ラベルに掲載されていないものの、検出された物質の多くはエフェドリンやカフェインなどの興奮剤であった。
- 使用禁止物質の混入がみられたサプリメントの種類は単に「アスリート向け」あるいはいわゆる「パフォーマンス向上目的用」のサプリメントだけではなく、マルチビタミンから睡眠補助サプリメントにまで及んだ。
- 一般の検査場で行われるスタンダードなテストでは製品中に含まれる混入物質を検出することは難しいが、こうした微量の混入物でも、いったん摂取されると尿検査で陽性を示すことがあった。
さらに、コンシューマーラボが通常行っているサプリメントの検証テストでは、これまでに(2004年時点で)検証した約1000製品のサプリメントのうち4つに1つが製品ラベルに表示された原材料通りでなかったり、混入物などの汚染があったり、適切な溶解度(崩壊度)がなかったりなどの問題点があった。
コンシューマーラボのリサーチ部門を統括するウィリアム・オーバーマイヤー博士は次のようなアドバイスをアスリートおよび製造業者に出している。
- コンシューマーラボが使用しているような特殊テスト法を使って使用禁止物質が微量(0.01%以下*)混入している場合に探知できるようにするべきである。特に、製品が原材料を複数含有している場合は、テスト結果の分析を専門家が行うべきである。
- サプリメント製品で特に海外から輸入されたもので「ナチュラル」という表現が使われている製品は、結果的に運動機能が向上したようにみせかける効果をもたらす興奮剤などの使用禁止物質が故意に混入されていることが多かった。
- アスリート(運動選手)は摂取するサプリメント類をよく研究し、使用禁止物質が自然に含有されている原材料などについても知っておくべき。製造業者はこういった天然の刺激物などを含む原材料をラベル表示するなど、協力体制を強化するべきである
*結果は製品または禁止物質の種類によって異なる場合があります。
コンシューマーラボが実施したアンチドーピング対策用(競技者用使用禁止物質)品質テストに合格した一部の製品はhttp://www.consumerlab.com/ja-JP/results/bannedsubside.asp で閲覧可能。
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