下記内容な関節用サプリメント検証結果の一部です。今回対象のグルコサミン・コンドロイチン製品ではペット用サプリメント以外は「合格」と呼べる製品が少なすぎたため、あえてオンシューマーラボが通常使用している「合格」「不合格」という評価をすることを避けています。コンドロイチン含有で含有ゼロ、あるいは表示ラベル通りの含有がなかった製品名をご覧になりたい場合は会員登録をなさり、ログインしてください。
関節炎対策用サプリメント11製品を検証
アスリート(運動選手)や高齢者に人気のサプリメント
人間用よりペット用の方が優れている??
製品購入前に必見の情報満載!
「膝の痛みを和らげる」「関節炎による足腰の諸症状に効果」などと様々なうたい文句で製品数が増加中の関節用サプリメント、グルコサミンあるいはコンドロイチン入りのサプリメントが近年人気を高めています。元々は人体に存在する物質が加齢とともに減少あるいは、過度の運動によって損傷した部分の再生速度に間に合わない、などの理由で補給することが望ましい、という理論からサプリメント製品化され、近年製品数を増やしています。
店頭に数多く並べられた製品のどれを選べば効果的に、かつ経済的にサプリメントを利用できるのか、コンシューマーラボ(「消費者実験室」という意味)は皆様に代わって製品を購入し、実際に中身をテストにかけてみました。主な内容は
- グルコサミン、コンドロイチン単独、あるいは混合のサプリメント11製品を検証。
- コンドロイチンに関しては、人間用サプリメントで満足できる製品はなし。
- 同じくコンドロイチン含有、と表示しながら、含有ゼロ、あるいは表示量よりもかなり少量だった2製品を発見。(この2製品の名前は登録会員の方のみ閲覧可能)
- 米国での検証結果とは反対に、今回はペット用サプリメントの方が優良と呼べる製品が多数。
- 全体的な品質において(ペット用を除いて)満足できる品質製品が少なすぎるため、今回は通常コンシューマーラボがわかりやすくするための指標として使用する「合格」「不合格」という表現は避けることに。
- 消費者メモConsumerTips™では関節サプリメントと医薬品などとの「飲み合わせ」注意事項など役に立つ情報を満載(ConsumerTips™は登録会員のみ閲覧可能です)。
コンドロイチン含有ゼロ、含有量不足だった製品名、さらにConsumerTips™をご覧になりたい場合は今すぐ会員登録あるいは、ログインしてください。
製品の検証結果 総評
関節用サプリメント(グルコサミン・コンドロイチン)製品
(会員未登録向けのページです)
初期掲載日:2007年1月15日
関節サプリグルコサミン、コンドロイチンにもいろいろあることをご存知ですか?
「関節向けサプリ」として近年人気の素材であるグルコサミン、コンドロイチン硫酸ともに人体に存在する物質です。グルコサミンはコーン(とうもろこし)などからも採取することが可能ですが、主にカニの外殻を原材料とされることが多くなっています。グルコサミンと一言で呼ばれるもの中には様々な化学構造が存在します。たとえばグルコサミン塩酸、グルコサミン硫酸などです。こうした異なる化学構造によって純粋なグルコサミン自体の含有量が重量単位で違います(詳細は「消費者メモ」欄を参照ください)。コンドロイチン硫酸は牛の軟骨から採取されることが多く、一部ではサメ(サメのヒレ)、豚、あるいは鶏や藻などから採取されることもあります。一般にサメのヒレの含有量とされる重量の約10〜15%の重量が純コンドロイチンの含有量となります。コンドロイチンは「ムコ多糖類」の成分としても知られており、通常は牛の肺組織あるいは大動脈、豚の超粘膜から採取されます。サプリメントによっては「ムコ多糖類」として原材料リストに掲載することがありますが、このすべてがコンドロイチンな訳ではないので、要注意。
どのような効果が期待できるか?
グルコサミン、コンドロイチン硫酸のサプリメントは変形性関節症による関節間の軟骨の摩耗といった症状の進行を予防し、およびそれに伴う痛みを和らげる目的で利用されています。最近発表となった米国国立健康研究所が出資して行ったグルコサミン・コンドロイチン関節炎介入治験(Glucosamine/Chondroitin Arthritis Intervention Trial 、略してGAIT 治験として知られる)によりますと、グルコサミンとコンドロイチン硫酸の混合使用による治療は中程度?極度のひざの痛みを伴った変形性関節症の患者には効果があったものの、わずかな痛みを伴った変形性関節症には効果がありませんでした。グルコサミンはコンドロイチンやその他のグリコサミノグリカンの前駆体あるいは構成単位として機能します。グルコサミンは軟骨の形成や治療を促進すると考えられており、コンドロイチンは軟骨を形成する重要な材質として軟骨の水分維持と柔軟性に貢献し、軟骨を破壊する酵素を阻止すると考えられています。獣医学上ではグルコサミンとコンドロイチンはたびたび混合して退行性の関節疾患の治療に利用されています。特に高齢の犬や猫、馬の治療に利用されています。
変形性関節症の治療としてサメのヒレ軟骨あるいはムコ多糖類を使用した臨床治験ではあまりぱっとするものがありません。ムコ多糖類は血液の固まり(凝固)に効果が期待できることから、循環器系疾患への効果に期待が寄せられています。
登録メンバーだけが閲覧できるページ内の「消費者メモ」欄にこれらの製品の賢い買い方、使用法を記載してありますので、ご覧ください。
コンシューマーラボがテストにかけた製品の問題点
コンドロイチンは非常に高価な原材料です。専門家の間ではこうした価格上の事実から、コンドロイチンを使用したサプリメントの品質および含有量について注意を呼びかけてきました。コンドロイチンの主な入手先として牛の軟骨が利用されることが多いことから、狂牛病汚染の可能性があるのではないかという心配の声も出されています。ただし、狂牛病の発病原因となる物質は軟骨部分にはごく微量のみ存在していることから、サプリメントを摂取することで狂牛病に感染する危険性はきわめて低いとされています。(最も多く入っているのは牛の神経、腺組織)さらにサプリメントの製造側ではコンドロイチンのサプリメントを製造する行程が狂牛病を発生させるプリオンを不活発化させる、としていますが、こちらの説については見解がまとまっていません。残念ながら、市販されているコンドロイチンのサプリメントにBSE (狂牛病)汚染があるかどうかという品質テストは現時点では不可能なため、今回はテスト項目に加わっていません。
今回、品質テストにかけられた日本の関節サプリメントの中にはコンドロイチンを原材料として掲載しておきながら、はっきりとした成分の含有量を記載していない製品が目立ちました。それに代わって、「コンドロイチンを含む」という添え書きをしてサメの軟骨あるいはムコ多糖類の含有量を記載している製品が多くありました。サメ軟骨を使用したサプリメントで軟骨総重量の10%よりもコンドロイチン含有量が少ない場合、表示ラベル通りにサメ軟骨が使用されていない可能性が高いことになります。ムコ多糖類を含有する製品については、牛の肺あるいは大動脈組織から採取された可能性があるため、上記の通り狂牛病汚染の可能性があることも忘れてはなりません。
グルコサミン、コンドロイチンを使用したサプリメントの品質テストを定期的に実施している政府機関などが無いため、コンシューマーラボは同サプリメント(人間用&ペット用ともに)数製品を独自に品質テストにかけ、各製品の表示ラベルに記載されている原材料通りの含有があるかどうか、錠剤サプリメントについてはすべて体内で適切に溶解するか(崩壊度)のテストも実施しました。
コンシューマーラボが実施した品質テストによって明らかになったこと
人間用サプリメント
2製品を除いて、ほとんどの製品においてグルコサミン含有量は「効果が期待できる」適量 脚注1とされる 含有がありました。しかし、コンドロイチンについては多くの臨床治験で立証されている適量800~1,200 mgを満たす含有量をもつ製品はゼロでした。さらに、1製品(骨楽・快節グルコサミンα)についてはサメ軟骨を100~150 mg 含有する、と表示がありながら、コンドロイチンの含有はゼロで、サメ軟骨含有ゼロであることを示唆する製品がありました。これ以外の製品でも製品からのコンドロイチンの1日の摂取量は29.4 mg ~ 331.2 mg とかなり低い量、効果の期待できない含有量でした。
グルコサミン含有が十分でなかった製品は2製品あり、それぞれ1日の摂取量は228mg、747.6mg と少量でした。多くの臨床治験の結果から効果が期待できる摂取量は純グルコサミンで1日に1,236 mg (グルコサミン塩酸だと1,500 mg)とされています。
ペット用サプリメント
今回の関節用サプリの品質テストでは、全体的にペット用サプリメントの方が人間用サプリメントよりも高品質であることが明らかになりました。品質テストにかけられた3製品ともに表示ラベル通りの、しかも「効果が期待できる」の含有量脚注2がグルコサミン、コンドロイチンともにありました。
今回テストされた製品のすべての錠剤は体内で適切に溶解する(崩壊度)テストに合格しています。このため、下記の一覧表には溶解度テストに関する欄は省略させていただきました。ご了承ください。
製品ごとのテスト結果
下記の一覧表は関節サプリメントとして品質テストにかけられた11製品です。コンシューマーラボが独自に選んでテストにかけたものが10製品、1製品は製造元/販売元から自主品質テストプログラムに参加し合格となった製品ですが、全製品とも同じ方法で、盲検(ブラインドテスト、つまり製品名を伏せて)として検査場でテストにかけられました。関節サプリメントのテスト方法は「製品はこうしてテストされた」ページをご覧ください。各製品ごとのグルコサミン、コンドロイチン(あるいはサメ軟骨、ムコ多糖類などのコンドロイチン含有の原材料)の含有表示量を記載しました。製品ラベルに表示のある原材料名リストは各製品名すぐ下の「原材料名」という部分をクリックするとご覧になれます。
脚注1&2 各種臨床治験の具体的な情報は会員登録をなさるとご覧になれます。
コンシューマーラボ 関節用サプリメント 検証結果 |
品質テストの詳細は「製品はこうして評価された」でご覧ください。
製品の購入先は各製品名すぐ下の¥プライスチェックマークをクリックしてください。 |
製品名、表示成分、
1日 の摂取表示量
(「原材料名」をクリックすると一覧表にジャンプ) |
製造者または販売者 |
製品ラベル上にある1日摂取量中のグルコサミン、コンドロイチン含有量の表記
(表示含有量と違う場合は実際の含有量) |
表示原材料のクオリティ
= 表示通り
= 表示と中身が違う
|
効果的な含有量の有無 1
= イエス
(含有あり)
= ノー
(不足)
|
グルコサミンのみ含有の製品
|
AFC グルコサミン 90 (1粒につきグルコサミン151.5 mg、1日 4〜8粒)
原材料名 |
販売者:株式会社エーエフシー |
グルコサミン→606 - 1212 mg
コンドロイチン**→
サメのヒレ軟骨抽出のコンドロイチン含有との表示あり、ただし含有量の表示なし (わずか1.1〜 2.2 mg コンドロイチン硫酸含有、サメ・ヒレ軟骨が微量含有であることを示唆) |
グルコサミン
|
グルコサミン
8粒未満の摂取では効果が期待できない1 |
ファーマネックス®
フレックスケア (1粒につき250 mg、1日6粒 )*
原材料名 |
販売者:ニュースキン・ジャパン株式会社 |
グルコサミン→1500 mg
|
グルコサミン
|
グルコサミン
|
グルコサミン コンドロイチン 混合含有の製品 |
サントリー健康科学研究所 自然のちから グルコサミン&コンドロイチン (1粒にグルコサミン200 mg、 コンドロイチン含有サメ軟骨粉末50 mg 、1日 6 粒)
原材料名 |
販売者:サントリー株式会社 |
グルコサミン→1200 mg
コンドロイチン→コンドロイチン含有サメ軟骨粉末 300 mg
実際はコンドロイチン硫酸29.4 mg 含有
|
グルコサミン
コンドロイチン
|
グルコサミン
コンドロイチン
コンドロイチンの摂取目安量は少なすぎる |
(肘・膝のためのサプリメント)スーパージョイント Heavy Duty Type、 (グルコサミン125 mg、コンドロイチン含有サメヒレ抽出物100 mg、1日9〜12粒)
原材料名
|
販売者:株式会社 健康体力研究所 |
グルコサミン→1125-1500 mg
コンドロイチン→
コンドロイチン含有サメヒレ抽出物 900-1200 mg
(実際はコンドロイチン硫酸を248.4 331.2 mg 含有)
|
グルコサミン
コンドロイチン
|
グルコサミン
コンドロイチン
コンドロイチンの摂取目安量は少なすぎる |
ムーブフリー、グルコサミン・コンドロイチン, MSM、コラーゲンペプチド配合
(1粒にグルコサミン塩酸塩112.5 mg、コンドロイチン含有ムコ多糖類 36 mg、1日8粒)
原材料名
¥プライスチェック |
販売者:森永製菓株式会社
|
グルコサミン→747.6 mg (グルコサミン塩酸塩900 mg)
コンドロイチン→
コンドロイチン含有ムコ多糖 288 mg (実際はコンドロイチン硫酸205.6 mg含有を確認 )
|
グルコサミン
コンドロイチン
|
グルコサミン
コンドロイチン
コンドロイチン摂取目安量は少なすぎる
|
メタボリック グルマックス グルコサミンMX 1650 mg配合
(1粒にグルコサミン塩酸110mg、ムコ多糖蛋白複合体 20mg、1日8粒)
原材料名
¥プライスチェック |
販売者:メタボリック株式会社 |
グルコサミン→913.7- 1370.6 mg (グルコサミン塩酸にして1100-1650 mg)
コンドロイチン→
ムコ多糖蛋白複合体(コンドロイチン硫酸含有):
200-300 mg. (コンドロイチン硫酸含有は35.4 〜 53.2 mgのみだった ) |
グルコサミン
コンドロイチン:
|
グルコサミン
コンドロイチン:
コンドロイチン摂取目安量は少なすぎる
|
ペット用サプリメント |
グルコサミン コンドロイチン混合含有 ペット用サプリメント |
いぬのサプリ
骨と関節(徳用) (1粒にグルコサミン87.45 mg、サメのヒレ(コンドロイチン含有 61.05 mg 、1日2〜12粒)
原材料名 |
販売者:ユウマインド有限会社 |
グルコサミン →175-787 mg
コンドロイチン→
サメのヒレ含有コンドロイチン 122.1-549.4 mg
(実際はコンドロイチン硫酸17.4 ~ 104.4 mg含有
|
グルコサミン
コンドロイチン
|
グルコサミン
コンドロイチン
|
グッドペットシリーズ、関節の健康 (1粒にグルコサミン62.5mg 、コンドロイチン硫酸 42mg 、1日に2〜12粒)
原材料名 |
販売者: FANCL |
グルコサミン→125-750 mg
コンドロイチン→
コンドロイチン硫酸 84-504 mg
|
グルコサミン
コンドロイチン
|
グルコサミン
コンドロイチン
|
ユニ・チャーム ペットケア サプリメント 腰・関節の健康 (1粒にグルコサミン塩酸塩125 mg、コンドロイチン硫酸塩100 mg、1日に1〜4粒)
原材料名 |
販売者:ユニ・チャーム ペットケア株式会社 |
グルコサミン→103.8- 415.3 mg (125-500 mg ( グルコサミン塩酸塩)
コンドロイチン→100-400mg (コンドロイチン硫酸塩)
|
グルコサミン
コンドロイチン
|
グルコサミン
コンドロイチン
|
- 1 「効果が期待できる摂取量」とは各種臨床治験の結果に基づく。
*同製品は「CL自主的品質テストプログラム」に参加したもので、他製品と同時または前後に全く同様の品質テストを実施したもの。
** 同製品はグルコサミンまたはコンドロイチンそれぞれの含有量に関して一切記載がなかった。 |
関節用サプリメント(グルコサミン・コンドロイチン)の使用上の注意、医薬品との併用の注意事項など、役に立つ情報をご覧になりたい方は会員登録してください。
消費者の皆様により安心して製品選びができるようコンシューマーラボ社ではフラスコの形をした「コンシューマーラボ品質保証マーク」を製品ラベルなどに使用できるライセンス方式を活用しています。このマークをつけた製品は定期的に品質テストが行われ、コンシューマーラボの製品の厳しい品質基準に見合った製品である必要があります。
当サイトの内容はすべて情報提供として設けられています。特定の製品を推薦する意図は一切ございません。また、医師や医療関連プロのアドバイスの代用となりものではありません。当サイトの情報はいかなる疾病/症状の診断、治療などに活用しないでください。
会員登録
l
ホーム
l
ログインする
l
会員情報
l
プライバシー・ポリシー
品質テスト結果
l
合格製品の購入先
会社概要
l
各種品質テストプログラム

ニュース
l
無料メルマガ登録
l
お問い合わせ
© 2009 ConsumerLab.com, LLC.
|