製品はどのように評価されたか
評価(検証)対象となった製品の選び方
品質テストにかけられた製品中、コンシューマーラボが任意に選んだ製品は、ダイエット製品で人気/話題の商品、全国的に購入可能な製品です。製品はドラッグストアやデパート、薬局などの小売店、オンラインショップ、通信販売、代理店システム販売などで販売されているものです。テストされた製品はすべて(メーカーから自主的に参加した製品も含めて)直接メーカーや販売者から入手していません。各製品ごとに検体(テスト対象となる製品)を個体あるいは複数の場合は同様の製造ロットで揃えてコンシューマーラボが購入しました。
テスト方法
減量・ダイエットサプリメント製品は以下の主要原材料の含有量を分析しました。
- ビターオレンジ(未熟ダイダイ)
- 7-キートDHEA
- 緑茶
- ヒドロキシクエン酸(HCA)
- カフェイン
- クロミウム
- ピルビン酸
分析内容にはクロミウム製品へのヘキサバレント・クロミウム混入の有無、ハーブ製品への鉛混入の有無、刺激性製品に未表示の刺激性/依存性物質の混入の有無も含まれました。製品はカプセル、チュアブル、タイムリリースのサプリメントを除いて、すべて体内で適切に溶解/分解されるかどうかの崩壊度テストも行われました。
各原材料ごとに以下のようなテスト方法が適用されました。
* 7-キートDHEA
高精度液体クロマトグラプィー(HPLC)法
* ビターオレンジ(未熟ダイダイ)
製品は分量ごとにシネフリンタイプのアルカロイド(シネフリン、ホーデニン、N-メチルチラミン、オクトパミン、チラミン)の含量を高精度液体クロマトグラプィー(HPLC)法、誘導結合プラズマ質量分光法(ICP/MS)を利用して分析。さらにガスクロマトグラフ質量分析(GC-MS)によって最終チェックされました。
* クロミウム
誘導結合プラズマ質量分光法(ICP/MS)を利用してクロミウムの総含有量を分析、イオン・クロマトグラフ(EPA米国環境保護局認証3060A/7199法)を利用してヘキサバレンント・クロミウム(六価クロミウム)の含量を分析。
* 緑茶
高精度液体クロマトグラプィー(HPLC)法を利用して有効成分のカテキン濃度を分析、没食子酸として存在するフェノール成分を紫外可視近赤外クロマトグラフ(UV-Vis)を利用して分析(Folin-Ciocalteu法)しました。
* ヒドロキシクエン酸(HCA)
高精度液体クロマトグラプィー(HPLC)法を利用して分析されました。
* ピルビン酸
高精度液体クロマトグラプィー(HPLC)法とキャピラリー電気泳動(CE)を利用してピルビン酸の含量を分析。ピルビン酸製品中のDHA含量は高精度液体クロマトグラプィー(HPLC)が活用されました。
その他のテスト
- ビターオレンジまたは刺激性ハーブのブレンドを含有、という表示があった場合、刺激性ハーブあるいは関連物質についてをガスクロマトグラフ質量分析(GC-MS)で含有の有無を探知した後、ガスクロマトグラフ質量分析計で確認作業を行いました。さらに高精度液体クロマトグラプィー(HPLC)法でシネフリン、あるいはシネフリン類似のアルカロイド物質およびザンチーン・アルカロイド(カフェイン、セオフィリン、セオブロミン)の含量も高精度液体クロマトグラプィー(HPLC)法で分析されました。
- 非カプセル、非チュアブル、非タイムドリリースサプリメントはUSP(米国薬局方)2040の「栄養サプリメント類の崩壊度および溶解度」を活用して分析されました。
- 鉛混入についてのテストは誘導結合プラズマ質量分光法(ICP/MS)を利用して分析されました。
品質テストにかけられ、特定の原材料の含量、不純物の混入などの理由で不合格となった製品については二回目の品質テスト(同様のテスト方法を使い)を別の独立試験場で行います。品質テストが行われる試験場では各製品名、製造元などの名前は一切公開しません。
合格スコア*(脚注)
本品質テストで「合格」となるためには以下のような各要素を満たさなければなりません。
7-キート製品
- 7-キートが表示ラベル量の100%以上135%未満含有しなければならない。
ビターオレンジ/刺激性ハーブブレンド製品
- シネフリン含有量が表示ラベルの100%以上135%未満。ビターオレンジの他のアルカロイド(ホーデニン、N-メチルチラミン、オクトパミン、チラミン)が適切なレベル4対1であるか。乾燥エキスがラベル表示にない場合でもシネフリン含有が1%以上、6%未満で(皮エキスの%重量比)ビターオレンジの他のアルカロイド(ホーデニン、N-メチルチラミン、オクトパミン、チラミン)が適切なレベル4対1であるか。
- 表示ラベルの100%以上120%未満のキサンチン・アルカロイド(カフェイン、セオフィリン、セオブロミンとして)を含有するか。
- カフェイン、刺激性物質を含有しない、と表示がある製品にその手の刺激性物質が本当に含有ゼロであるかどうか。
クロミウム製品
- 表示ラベルに記載のあるクロミウムの100%以上120%未満の含有があるかどうか。
- ヘキサバレンドクロミウム(六価クロミウム)の含有量がクロミウムとの重量比で0.1%未満であるかどうか。
緑茶
- 表示ラベルに掲載されている特定カテキン(例:エピガロカテキンガレートEGCGなど)の含有が100%以上120%未満であること。カテキン総量はエピガロカテキン、エピカテキン、エピガロカテキンガレート含量の合計を指す。緑茶エキス製品でカテキン含量の表示が一切ない場合はエキス重量比で10%未満のカテキン含量であってはならないものとする。
- USP(米国薬局方)で指定された栄養サプリメント製品(カプセル、チュアブル、タイムドリリース型製品除く)の崩壊度(溶解/分解)を示すこと。
- FDA(米国薬品食品取締局)の表示基準に従っているかどうか。
上記の要素すべてを満たした時点で始めて「合格」とみなされることになります。
*合格スコアは各分析につき技術上の特定誤差の許容範囲を与えています。コンシューマーラボは安全上の問題がある製品であったり、誤解を招くような表現を使用した製品、不正確な情報のラベル表示の製品については随時、不合格にする権利を保持しています。
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